パライバトルマリンとは
パライバトルマリンは、ブラジルのパライバ州で発見された新種のトルマリンで、銅を多量に含んでいるため、ネオンのように色鮮やかなブルーやグリーンが特徴を持ちます。
世界三大希少石の一つであり、良質なものは同じ大きさのダイヤモンドよりもはるかに高額の値がつきます。
多くのオンラインショップでパライバトルマリンの宝石やルースが販売されています。 例えば、楽天市場では、0.368カラットのパライバトルマリン指輪が中央宝石研究所鑑別書付きで約478,500円、7.34カラットのパライバトルマリンルースがYahoo!オークションで約4,700,000円で取引されています。
パライバトルマリンは何月の誕生石?
パライバトルマリンは、トルマリンの一種なので、10月の誕生石です。
10月の誕生石には、トルマリンの他に、オパールもあります。
パライバトルマリンの石言葉
パライバトルマリンの石言葉には、「ルーツ」「友愛」「真実」「勝利」などがあります。この中で、「真実」は透明感あるブルーの色合いから純粋で偽りのない心を象徴しています。
また、「ルーツ」はパライバトルマリンが地球深部で形成された銅とマンガンの相反する元素が共存する奇跡的な宝石であることから、そのルーツを大切にすることを表しています。
以上のように、パライバトルマリンには様々な石言葉があり、それぞれの意味があります。
パライバトルマリンの歴史
パライバトルマリンは、1987年にブラジル・パライバ州のバターリャ鉱山で初めて発見された新種のトルマリンです。しかし、わずか数年で鉱床は底をつき閉山となった幻の宝石です。
その後、同じくブラジルのリオグランデ・ド・ノルテ州で見つかったほか、ナイジェリア、モザンビークでも発見されました。
現在、ナイジェリアでは殆ど産出されないといわれ、市場で見かけるものはブラジル産とモザンビーク産が多いと言われいます。パライバトルマリンは採掘されていますが、産地によって品質や色味はそれぞれ違いがあります。
特に地続きであるブラジル産のものは、ファーストマインに近ければ近いほど「幻の宝石」に似た品質である可能性が高いことから、ブラジル産パライバトルマリンはいまだに絶大な人気を誇っています。
パライバトルマリン なぜ高い?
パライバトルマリンの人気が高い理由は、なんといっても独特で美しい蛍光色といえるでしょう。ネオンブルーの輝きを放つパライバトルマリンは、産出量はダイヤモンドよりも少ないという希少価値が高い宝石です。
数年後には採掘できなくなってしまうほど産出量が少ないため、近年では価値が上がり、ルビー、サファイア、エメラルドなどの10大貴石を凌ぐ高い評価が下されています。
評価の高いパライバトルマリンはなんといっても、このネオン発色の良さ。自然が作り出したとは思えないほどの色合いが高く評価されます。
まとめ
今回パライバトルマリンについて解説していきました。パライバトルマリンは生産量が少なく、幻の宝石と言われています。
産地と産出量が限られており、採掘がとても困難なことが、希少性と人気を高めているパライバトルマリン。今後も希少性が高くなり値上がりしていくと予想されます。
人気の高いパライバトルマリン皆さん手に入れてみてはいかがでしょうか。